ドゥカーレ宮殿の内部に入ると、華麗な室内装飾が至る所に感じ見る事ができます。
室内の壁や天井画は、ヴェネツィア派の画家たちが手掛けた、とても素晴らしい壁画が描かれていました。
この宮殿は、ヴェネツィア共和国の最高権力者である総督の住居だった宮殿で、政庁と裁判所も兼ねていたそうです。
宮殿の中にあった裁判所と、牢獄を結ぶ小さな橋が架かっています。
先ほど外から見た溜め息橋です。
この橋を渡り牢獄のあったエリアに入っていくと囚人が投獄されていた痕跡が残っていました。
まさに、橋を挟んで左右対照的な天国と地獄のようです。
ドゥカーレ宮殿の内側は、中庭なっていて、中庭を囲むように何本もの柱が立つ通路があります。
中庭の反対側には、サン・マルコ寺院の入り口がありました。
寺院を守るように宮殿が囲むように建てられているよう出した。