古代都市ポンペイを後にして、30分程バスに乗り来た道を戻ると、ナポリの街並みが見えて参ります。
この町は、南イタリア最大の港町で、アフリカから渡ってくる人も多く、治安があまり良くないとのことで、車中からの見学が主になりました。
古い建物と新しい建物が共存し合い、街の中心地にも生活感が漂っていました。
ナポリの港は、世界三大美港のひとつとしてたたえられています。
さんさんと降り注ぐ太陽と海、雄大なヴェスヴィオ火山がバックに広がる美しいこの地で生まれた言葉が、「ナポリを見ずして死すべからず」という名言が生まれました。
街の中心地から、海岸線に沿って高台を見ると、そこには、高級住宅街があります。
ナポリの町は、中心地から少し離れた、海を望む景観の良い高台に高級な住宅が建ち並んでいます。
中心地から一歩路地を入ると昔からあるアパートが並んでいて、一般の市民が生活されています。
新旧の生活が絡み合った不思議な町にいるような感覚にとらわれてしまいました。