丘の上に登ると、まず最初に幾つかの部屋に分かれて壁が残るところがあります。
ここは、神殿の近くなので、この町の権力者が居たところではないかと思われます。
このあたりは、壁だけが残されていました。
そこから奥に進むと、広々とした庭が現れて沢山の遺跡が残る街並みが姿を見せてくれました。
このような人の像が幾つか発掘され当時の姿のまま置かれています。
中には、噴火の影響をうけて、腕の部分がなくなっているものなどもあり、噴火による火山灰の凄さを感じさせられました。
ここにいると、古代ローマ時代にタイムスリップしてしまったような感覚に陥ってしまうようです。
ヴェスヴィオ山を背にして立つ神殿アポロの神のところには、高い柱が幾つも立っていて、ここがまさに街の中心であることを示しているようでした。
柱や壁には、彫り物や彫刻があしらわれており、当時の生活を垣間見ることが出来るようです。